▲矢倉vs△雁木の終盤 一手必至 簡単な寄せ

▲矢倉vs△雁木の終盤 次の一手 飛車取りにどう対処する?の続き

▲矢倉vs△雁木 92手目△3三金

上の図は後手が3二にいた金を3三に動かした局面です。

ここでは一手で相手を受け無しに追い込む手がありました。

次の一手は何でしょう?

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正解は▲5一角、もしくは▲4二角です。

実戦では▲3四銀成としたのですが△3二歩と打たれました。これでも先手勝勢ですが明快さに欠けます。

▲矢倉vs△雁木 94手目△3二歩

正解は▲5一角です。

▲矢倉vs△雁木 93手目▲5一角

△4三金と銀を取る手は▲2三飛成で詰みますし、そのままでも次に▲3三角成△同玉▲2三飛成で詰みます。

▲5一角に△4七歩成とする手には注意が必要で、▲同玉だと△4九龍とされて少し面倒になってしまいます。

▲矢倉vs△雁木 96手目▲4九龍

ここで▲4八歩は△4六歩▲同玉△5五銀左▲4七玉△5六銀で詰んでしまいます。

なので▲4八金ですが△4六歩▲同玉△4八龍▲同飛△3一金打で先手勝勢ですが勝つまでに手数がかかりそうです。

▲矢倉vs△雁木 102手目△3一金

△4七歩成には▲同金△7八龍▲5八歩と進めれば短手数で先手が勝てるでしょう。

▲矢倉vs△雁木 97手目▲5八歩

後手は金を持っていても詰めろが受かりません。

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