▲居飛車穴熊△ノーマル三間5三銀型高美濃囲い③ 端攻めの受け方

② 駒がぶつかった時」の続き

しばらくして後手は端を狙って香を打ってきました。

▲居飛車穴熊△ノーマル三間5三銀型高美濃 68手目△9三香打

私は端を守ろうとして▲8八桂と打って9六の地点に数を足したのですが、△8五桂と打たれ銀取りが受からなくなってしまいました。

▲居飛車穴熊△ノーマル三間5三銀型高美濃 70手目△8五桂

これで桂銀交換は不可避です。8八に桂を打つ前は評価値が+300点以上で先手有利でしたが、△8五桂と打たれて評価値-100点以下と互角ながらも若干後手が良い状態になってしまいました。

△9三香打にはどう指せばよかったでしょうか?

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△9三香打には▲8八銀が最善でした。

▲居飛車穴熊△ノーマル三間5三銀型高美濃 69手目▲8八銀

これなら△9六香とこられても▲9七歩と持ち駒の桂馬を節約しながら8九の桂馬を使って端を受けることができます。争点を変える手筋ですね。

▲8八銀なら少し先手有利でした。

④ 寄せは俗手で」へ続く・・・

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