相居飛車力戦型の序盤での次の一手 陣形の差に注目

以下の問題図はぴよ将棋と指した将棋で現れた局面です。ここでは先手の7九角の位置が悪いためかすでに後手の形勢が良いようです。

陣形の差を活かした次の一手は何でしょう?

居飛車力戦型 序盤の次の一手問題図
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正解は△4四角です。

居飛車力戦型 序盤の次の一手解答図

この△4四角には深い狙いがあります。

例えばここで先手が▲6九玉と寄れば、後手は△8六歩▲同歩△同飛と一歩交換します。それに対し▲8七歩なら△2六飛と飛車をぶつけます。これが△4四角の狙いなのです。

居飛車力戦型 序盤の次の一手 第1図

第1図以下▲同飛△同角▲3九銀と進みます。

居飛車力戦型 序盤の次の一手 第2図

先手には飛車打ちの隙があるので▲3九銀と受けなければいけません。この後も先手は飛車打ちに気を付けて駒組する必要があります。それに対し後手は陣形が良いためこの局面は後手有利です。

居飛車力戦型 序盤の次の一手 第3図

この後の後手の方針としては第3図のような局面にして、△9六歩▲同歩△9八歩▲同香△9九飛という風に攻めていけば良いでしょう。

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