▲居飛車穴熊△ノーマル三間5三銀型高美濃囲い② 駒がぶつかった時

① 駒損でも穴熊良し」の続き

その後、私は4筋から仕掛け、以下の状態に。

▲居飛車穴熊△ノーマル三間5三銀型高美濃 50手目△4四角

以下実戦は▲同角△同銀▲3一角打△3二飛▲8六角成△8四歩と進みました。

▲居飛車穴熊△ノーマル三間5三銀型高美濃 56手目△8四歩

この時点で評価値+400点以上で先手が少し有利です。

・先手には馬ができている。
・右の桂馬が4五まで跳ねていて駒の働きが良い。

この2つが先手の有利なポイントだと思います。

しかし50手目△4四角の時に先手にはもっと良くなる手順がありました。

どう指せばよかったでしょうか?

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50手目△4四角に対しては▲5三桂成が最善でした。

▲居飛車穴熊△ノーマル三間5三銀型高美濃 51手目▲5三桂成

以下△2六角▲4二成桂△4八角成▲同金と進みます。

▲居飛車穴熊△ノーマル三間5三銀型高美濃 55手目▲同金

この局面は先手の銀得で評価値+800点以上と先手優勢です。

ここで△6四角と打てば、銀と成桂の両取りで後手は駒を取り返せますが▲5七銀△4二角となり、銀桂交換の駒得で手番も先手にあります。

今見るとなんで▲5三桂成としなかったのか不思議ですね。

③ 端攻めの受け方」へ続く・・・

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