▲矢倉vs△雁木の終盤 次の一手 飛車取りにどう対処する?

▲矢倉vs△雁木の中盤 手がかりのない相手玉を攻めるには?の続き

▲矢倉vs△雁木 68手目△3八角

上の図は後手が飛車取りに角を打ってきた局面です。

後手にも馬取りと銀取りがかかっています。先手は飛車を逃げるべきでしょうか?

次の一手は何でしょう?

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正解は▲2三飛成です。

実戦では▲3九飛と逃げたのですが、△4七馬とされて先手優勢ながらも少し難しくしてしまいました。

▲矢倉vs△雁木 69手目▲3九飛

この局面では3九の飛車の働きが悪いですね。

なので▲2三飛成とバッサリ切ってしまうのが正解です。

▲矢倉vs△雁木 69手目▲2三飛成

ここで△同金なら▲5六銀と取ります。

▲矢倉vs△雁木 71手目▲5六銀

これで後手の形を乱しながら馬を取ることができます。さらに4四の銀取りがかかっていて先手勝勢です。銀取りを受けてきたら▲2四歩と叩いて攻めていけます。

▲2三飛成に△同玉なら▲2一飛成とします。

▲矢倉vs△雁木 71手目▲2一飛成

ここで△2二金なら▲2四歩△3三玉▲2五桂打として2二の金が取れます。

△2二飛なら▲1一龍としておけば次の▲2五桂(打)が厳しいです。

それ以外なら▲5六銀と馬を取って先手勝勢です。

▲矢倉vs△雁木の終盤 一手必至 簡単な寄せへ続く・・・

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