矢倉早囲い▲棒銀vs△理想形の序盤 相手の動きを逆用するの続き
上の図は後手が持ち駒の金を6八に打ってきた局面です。
お互い玉が危ない感じですが、ここではどう指せばいいでしょうか?
最善手は▲5二角です。
以下△3一玉に▲6八金と取ります。これで先手玉への詰めろが消えます。
ここでは△6八飛成と金を取ると後手玉は詰んでしまうので先手が勝勢なのです。
△6八飛成と取る手には▲4一金と打ちます。
ここで△同飛は▲同角成で△同玉なら▲5一飛で簡単です。▲同角成に△2二玉は▲4四馬以下詰みます。
ここで△3三金打なら▲3一銀です。
なので93手目▲4一金には△2二玉ですが▲4四馬とします。
ここで△3三桂は▲3一銀、△3三金打は▲同桂成△同桂▲2三歩で詰みます。