上の図は後手が7筋の歩を交換した後に銀を上がってきた局面です。
ここではどう指しても互角ですが技巧2の示した手順が面白かったので紹介します。
ここからどんな感じで指せば良いでしょうか?
推奨手は▲2五歩です。
平凡な一手に見えますが、狙いを秘めた一手です。
例えばここで△6四角なら▲2四歩△同歩▲同角という攻めが決まります。
これで飛車先が突破できて先手有利です。
27手目▲2五歩に対し、無難に指すなら△3二金ですが、それには▲7六銀△4二角▲4六角△6四歩▲7五歩として先手は7筋の位を取ることができます。