▲居飛車穴熊△ノーマル三間5三銀型高美濃囲い① 駒損でも穴熊良し

将棋ウォーズでの10秒将棋から 私が先手です。

相手の方がノーマル三間飛車にしてきたので私は一目散に穴熊に組みました。

下記の図は私が▲8八銀と穴熊のハッチを閉めた手に対し△6五歩と突いてきたところです。

ノーマル三間5三銀型高美濃対居飛車穴熊 28手目△6五歩

ここで歩を取ると銀桂交換の駒損になって不利だと感じたので悔しいですが▲5七銀と引き下がります。

しばらくして以下の状態に。

ノーマル三間5三銀型高美濃対居飛車穴熊 37手目▲7九金

この時点では形勢は互角なのですが、後手に6筋の位を取られ5七の銀が使いづらいのが不満です。

実は6五歩と突かれた手に5七銀と下がった手が良くなかったのです。

ノーマル三間5三銀型高美濃対居飛車穴熊 28手目△6五歩

ここではどう指せば良かったのでしょうか?

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△6五歩には▲同銀と取る手が最善でした。

ノーマル三間5三銀型高美濃対居飛車穴熊 29手目▲同銀

以下△7三桂▲6六歩△6五桂▲同歩と進み、銀と桂歩の交換になります。

ノーマル三間5三銀型高美濃対居飛車穴熊 33手目▲同歩

この時点での評価値は+400点以上の先手有利ということです。

銀桂交換の駒損でも相手が歩切れ。
先手玉が後手玉よりも遠く、堅い。

だから先手が有利ということでしょう。

ここで△6七銀と打たれる手が気になりますが、▲6八桂とすればピッタリ受かります。その後は▲7九金と固めてから強く戦えば先手がよさそうです。

もしも相手がゆっくりしていたら▲4八金~▲5七金として6七の銀を取りに行く手もありそうです。

➁ 駒がぶつかった時」へ続く・・・

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