角換わり▲棒銀△腰掛銀 ぶつかった歩を取るべきか?

将棋倶楽部24での将棋から。

以下の局面は先手が早繰り銀模様から棒銀を捌き、▲2四歩と飛車先の歩をぶつけてきたところです。

角換わり▲棒銀△腰掛銀 43手目▲2四歩

ここで私は△2四歩と取ったのですが、すかさず▲1二角と打たれてしまいました。

pp角換わり▲棒銀△腰掛銀 45手目▲1二角

これで銀桂の両取りが受からず後手が不利です。

角換わり▲棒銀△腰掛銀 43手目▲2四歩

ここではどう指せば良かったでしょうか?

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▲2四歩には△3五銀引が最善でした。

角換わり▲棒銀△腰掛銀 44手目△3五銀

3五銀引は攻めにも守りにもあまり働いていない駒を働かせる手です。

同時に相手が何もしてこなければ△7五歩~△7四歩 (▲同銀なら△5五角)と攻める手を狙っています。

この後は一例として▲2三歩成△同銀▲1三香成△同桂▲1四歩打△2五桂と進みます。

角換わり▲棒銀△腰掛銀 50手目△2五桂

ここで▲2五同飛なら△24銀上、▲1三歩成なら△3四銀と上がります。

先手玉が堅いので攻めるのが難しく後手は入玉を含みにして指していく感じです。

この局面は先手が少し有利ですが実戦の変化に比べれば後手もまだ指せそうです。

ちなみに実戦の将棋は先手玉を全く攻めることが出来ずに負けてしまいました。完敗です。

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